住まいについての考え方

住まい創りへの考え方

人それぞれに個性があります。
あなたに合った住宅のかたちも一つの個性だと思います。
安全、性能、使い勝手、良心的なコストなどは住宅の基本部分です。
それ以外に居心地の良さ、気持ちの良さ、暖かな温もり感なども、長い年月を共にする住宅には必要な感性の要素だと考えています。
そのあたりの感性をどう扱うかが「あなたの個性」だと思います。



個性を上手に引き出して表現するには、ある程度の時間が必要になります。 時間をかけてあなたを理解して個性を引き出していく役割も設計者の重要な仕事であり、「いい住宅」をつくる為には必要な作業の一つです。
ごく普通の日々の暮らしが豊かで心地良くなるような、そんな住まいを一緒に創っていきたいと思います。

住宅設計について

「いい住宅デザイン」とは単に見栄えを整えることではなく、そこに住まう人達が「望ましい形」になるように「しつらえる」ことだと思います。
いい住宅は程良いバランスで成り立っています。
プロポーションのバランス、部屋同士の大きさのバランス、色彩のバランス、コストのバランスなど・・。
住宅設計は様々なバランスのさじ加減が重要だと思っています。
あなたの要望と感性を理解し、土地の持つ性格を把握し、法規制の範囲の中で理想のバランスの可能性をあなたと共に模索しなければなりません。
又これからの住宅は長寿命であることも重要になってきます。
あなたとあなたの家族の未来を共に考え、ある程度の可変性を住宅に持たせることも住宅設計には必要になってきます。
無駄を省いた良心的なコストで、「愛着の湧く長く住める家」が長い目で見た理想の住宅だと考えています。
理想の住宅に近づける為に「いい住宅デザイン」を追求することが住宅設計だと思います。

CA2.house プロジェクト